あなたの川はどこから?~鴨川を源流目指してサイクリング~
あなたの川はどこから?
今日は鴨(賀茂)川。
京都府京都市を貫流する淀川水系に属する川です。途中で桂川と合流し、背割堤にて宇治川木津川と合流して淀川になります。
京都市と言えば…と言っても京都市は見所いっぱいあるので、答えは色々あると思いますが、鴨川!と思う人も一定数いるんじゃないでしょうか。京都の写真の題材にもなることありますし、京都の風流さを演出するものの一つだと思います。
京都府出身ですが京都市に住んだことなく、旅行でも1,2日程度しか滞在したことない私は、なにか漠然とした憧れを抱いています。
散歩したい。
そんな鴨川を上った先はどんなところなのか見に行ってみました。
youtubeにも動画を上げていますので、良ければどうぞ。
走行距離:85km
走行時間:4.5h
獲得標高:1101m
(鴨川+貴船川+鞍馬川)
↓桂川との合流点
ひとまず鴨川沿いの道を走ってみたけど、ここは自転車走っていいのだろうか…
景色は良いけど、狭いし歩行者も多いのであまりコースとしては良くない。
かと言って通り沿いを走ろうとすると不意に現れる自動車専用区間。
思ってたより走りづらいですね…
少し北上すると自転車専用レーンが!
ここが話に聞く鴨川デルタってやつですか。初めて見たかもしれません。
まだ午前10時くらいですが、人は結構多かったです。
帰り際にも寄ったのですが、さらに多くなってました。
世界遺産である下賀茂神社が近いこともあり、観光客が多いのでしょう。
写真の左側が賀茂川(ここから鴨川から鴨川表記に変わります。)
右側が高野川です。
またシーニックバイウェイの一つ、鯖街道の起点があります。
現在の福井県小浜市からここ京都まで結ぶ物流ルートがあり、その終点がこの辺りということですね。
鯖街道は国道367号と27号を通って右京区から滋賀県に抜けていくルートで、山の中を走るため、ツーリングやサイクリングに良さそうです。
鴨川デルタの近くに「出町 ふたば」という和菓子のお店があるのですが、、、
和菓子の店でこんな人並んでるの初めて見ました。
食べてみたかったですが、流石にこれに並んでる時間はありません。
賀茂川沿いに賀茂街道という名前の道があったため、それを辿っていきました。
賀茂川の景色は良かったですが、車は多くて走りづらいです。
北上していき、京都府道61号(鞍馬街道、雲ケ畑街道)に移ります。
写真は十三石橋付近。
この辺りから賀茂川と鞍馬川が分かれます。
雲ヶ畑集落を走ります。
おおよそ京都市内とは思えない景色です。
市街地を走っているときは自転車乗り少ないな、と思っていたのですが、この辺りでめっちゃすれ違いました。
京都市内で走りやすい場所を探すとここに行きつくのでしょうか。
ここまでの道は登り基調ながらかなり緩い登りなのですが、志明院の付近まで来ると斜度が少し上がってきます。また路面状態も悪いので注意が必要です。
辿り着きました。
志明院の山門をくぐった先は霊場ということで、撮影等は禁止となっています。
また境内の保護のために色々制限が設けられており、硬い靴とかもだめっぽいです。
(ビンディングシューズはアウト)
まあ私の目的は
これなので問題ありません。
静かで水も綺麗で癒されます。
一応目的の賀茂川上りはできましたが、ちょっと走り足りないので、鞍馬川方面にも行ってみます。
ということでここからは鞍馬川上りです。
まずは腹ごしらえで昼ごはんに府道40号沿いにある「すてーき丼屋」へ。
全然京都感はありませんが、リーズナブルに良いお肉が食べれるとのことです。
臨時休業
涙を堪えながら近くのローソンでおにぎりとLチキを食らいます。
鞍馬川を辿っていくと、貴船川との合流地点にたどり着きます。
その名前の通り、この先には有名な観光地、貴船神社と鞍馬寺があります。
おまけなので写真載っけるだけにしておきますが、貴船川は貴船神社の奥宮、鞍馬川は百井別れという国道477号との接続地点まで行きました。
特に鞍馬川の方は結構な坂道でした。
京都市内で獲得標高を稼ぐならこの辺りを走るのが良いでしょう。
昼過ぎご飯にラーメン藤本店へ。
地元のラーメン藤には20年間ぐらい通っていたので、その本店に遂にこれました!
が、地元の方が美味しかったかな…
ということで、鴨川上り終わりです。
余裕があれば下賀茂神社や上賀茂神社も覗こうかと思ったのですが、人多すぎてやめました。
京都を自転車で走りながら観光っていうのは難しいと思いました。
自転車ラックもパッと見なさそうだったので。
京都観光は車か公共交通機関を使用するのが良さそうですね。