あなたの川はどこから?~北川を源流目指してサイクリング~
あなたの川はどこから?
今日は福井県 北川。
前々回から日本海に注ぐ川が続いております。
福井県小浜市に河口があり、福井と滋賀の県境である三十三間山に源を発します。
流路延長は30kmとかなり短いです。
途中で重要伝統的建造物群保存地区である熊川宿を通ります。
この北川沿いの道は福井県の鯖街道となっており、ここ小浜から京都まで鯖などの交易品を届けるルートとして昔使われていました。
そのため今回は余裕がありそうなので、熊川宿だったりの観光も含めて色々寄り道をしていきたいと思います。
走行時間:4.5 h
走行距離:80km
獲得標高:888m
河口は中心地である小浜駅から少し行ったところにあります。
小浜市は小浜湾によって漁業や海水浴が盛んである場所であり、また名水百選に選定されている箇所がたくさんある名水の街です。
◆人魚の浜
◆マーメイドテラス
◆平成の名水百選 雲城水
◆津島名水
漁業も盛んで水も美味しいとくれば美味しいものもいっぱいあるわけです。
◆こだま食堂
こだま食堂名物のわらじかつ丼
カツでかすぎる笑
しかも定食屋丼ものを頼むとご飯、味噌汁、カレー(??)がお替り自由
意味わからんくらい腹いっぱいになれる店です。
◆伊勢屋
雲城水の近くに店を構える和菓子屋さん。ここで作る和菓子には全て雲城水が使われているそうです。お店の雰囲気も良いし、和菓子も美味しくて良かった!
本当はお寿司屋さんも行きたかったのですが、サイクリング後、へばってしまったため、またのお預けとしました。
それ以外にも行ってみたい店も多くて、流石御食国と呼ばれるだけあります。
川沿いの道を走りますが、見晴らし良し!そして爆向かい風…
小浜駅を少し離れるともうこんな景色です。前回の香美町 矢田川と似た雰囲気を感じます。
一面に広がる田んぼ、これは壮観でしたね。
そして熊川宿に着きました。
何やら熊川宿ではこの用水路がここでの生活において重要な役割を担っているみたいです。
熊川宿が紹介されているyoutubeチャンネルを見ると、祭りの一環でこの川に何かを流してレースをしていました。
昔ながらの町並みを残しながら、観光地としてしっかり整備もされている良い所。
道の駅もあります!
京都の今出川発祥らしい、サンキューバナナというお店のバナナジュース。
こういうのほんと好き。
道の駅付近から眺める北川。
実は源流はもうすぐそこです。距離は大したことないのですが、登りがどの程度か…
川上りっぽくなってきました。
こんなところにぽつんとお蕎麦屋さんが。
地図を見てるときは本当にやっているのか分からなかったですが、営業中となっていました。
あ~~~そういうね!
ここから結構登れて、小浜の街を見下ろせると思ってたのに…残念。
車両通行禁止とのことだったので徒歩で少し入ってみます。
ここから先は整地はされていますが舗装はされていないのでロードバイクで行くにはどちらにしろ厳しかったかもしれません。
まだまだ川は続いていますが、今回はここがゴールですね。
ここまで24km。走り足りないのでここから寄り道しまくります。
先ほどのお蕎麦屋さんでお昼という選択肢もあったのですが、せっかくなので熊川宿で鯖を食べていきます。
山の緑と空の青と橋の赤が綺麗です。
ダムに関してはまあダムって感じで、特に感動はなかったです。
そして存在自体は知っていましたが、初めてダムカードなるものを手に入れました。
これまで行ったダムでも貰っとけば良かったな…
最近は御朱印集めブームもあり、名水百選とか百名山とかもこういう集めるアイテムがありますので、旅の目的にしてみるのも良いですね。
◆Saba*Cafe サバカフェ
サバサンドが食べてみたくてこちらでお昼ご飯。
これがサバサンドハーフ 1100円。
とてもハーフとは思えないボリューム
サバがパンからはみ出しているのもあって、まずサバの味を楽しめ、その後食べ進めるとマヨ系のソースと合わさった味を楽しめる。
めちゃくちゃ美味しかった…
ちなみにハーフじゃないサバサンドは1200円。
コスパはハーフじゃない方が圧倒的に良いです。
またこのお店の店主さんは自転車がお好きらしく、店の裏に自転車ショップが併設されていたり、サイクルラックが大量にあったりで、サイクリストに優しい店です。
◆瓜割の滝
またしても名水です。
特にここは昭和の名水百選。そして名水総選挙 美味しい名水部門第二位に選ばれています!
ここは水を大量に汲む場合、認定シールみたいなものが必要です。
サイクルボトルに汲む程度であれば無料で汲めます!
名水公園の中に入るとこんな感じ。
涼
◆道の駅 若狭おばま
小浜I.C.の近くにある道の駅です。ここで一旦休憩し、最後の寄り道に向かいます。
海沿いまで走ってきました。やっぱり日本海は良い…
今から最後の寄り道として正面に見える山に登ります。
◆久須夜ヶ岳エンゼルライン
小浜湾に面する内外海半島にある標高617mの久須夜ヶ岳の頂上展望台に続く道。
通称エンゼルラインを登ります。
寄り道(600m登坂)
8%前後の勾配がずっと続く長くキツイ道でしたが、登った先で見たものは、、、
半端ねぇ…
なんとサイクルラックも設置されています!
小浜市をサイクリングする際は結構疲れますが、行くことをお勧めします。
確か自販機はなかったと思うので、ちゃんと補給はチャージしてから登りましょう。
以上、北川上りでした。
北川よりエンゼルラインの方が景色やライドのボリューム的にメイン感ありましたが…
これでついに川上りシリーズも北陸に進出です。
やっぱりあまり行ったことのない地域を走るのは楽しい!
今度は小浜の海鮮をもっと食べたいね。